鍼灸師：石井 利明 1968年４月５日生まれ
◇2023年10月 登録販売者 取得
現在、漢方薬（２類、３類）の販売に必要な**実務経験（1920時間）**を積んでおります。
販売従事登録（店舗責任者）取得後は、患者様のご要望に応じて漢方のご提案も可能になります。（2026年春？取得できそうです。）
◇2025年3月 NARD JAPAN アロマ・アドバイザー資格取得
刺さない鍼（鍉鍼）と、精油（フランス式メディカルアロマ）の力を組み合わせ、
お身体のバランスをやさしく整えるケアを提供いたします。
【東洋医学のちから】
かつて日本では、日常的に鍼灸や漢方などの東洋医学が親しまれていました。
現代では西洋医学が主流となっていますが、東洋医学もまた「本来の自分の力を高め、整える医療」として見直されつつあります。
鍼灸は、身体が本来持っている自然治癒力を引き出すサポートをする医療です。
東洋医学と西洋医学、それぞれの特性を知り、必要に応じて選択できるような時代に向けて、これからも丁寧にお伝えしていきます。
◇至楽 院名の由来
「至楽鍼灸治療院」という名前には、
**“心身ともに安らぎ、最も楽になれる場所でありたい”**という思いが込められています。
きっかけは、私自身の体験にあります。
長年（約15年間）悩まされていた不眠が、ある施術との出会いにより改善されたのです。
それが「井穴刺絡（せいけつしらく）」という鍼灸技術。
手足の爪の近くにある小さなツボ（井穴）に鍼をして、ごく少量の血液を出すことで、気血の流れや自律神経のバランスを整える方法です。
この施術を受けたことで、長く苦しんだ不眠が改善し、朝までぐっすり眠れるようになりました。
この経験が、「睡眠がとれることのありがたさ」「身体が整うことの素晴らしさ」への気づきとなり、鍼灸師として本格的に学び直すきっかけとなりました。
その後、より包括的に体の内側からも健康を支えたいと考え、登録販売者の資格を取得。
現在は、漢方販売に必要な「1920時間の実務経験」を積み、将来は“管理責任者”として漢方の相談販売ができるよう修行中です。
さらに、自然療法の一環として、ナード・ジャパン認定 アロマ・アドバイザー資格も取得し、香りによる癒しの効果も取り入れています。
すべては、「痛みや悩みに寄り添い、心身ともに至楽（しらく）な時間を提供したい」という想いから。
一人ひとりの体質・体調に合わせた丁寧な施術とケアを心がけています。
◇前職からの学び
私はかつて、某書店にて30年間勤務し、うち28年間を店長として
多くのお客様・スタッフ・取引先の方々と関わらせていただきました。
この経験の中で、常に心にあったのは「三方よし」の精神と、
人とのつながり・コミュニケーションの大切さです。
◇鍼灸との出会い
趣味はマラソン ４６歳から健康のため走り始める。
楽しく走ることができず記録を求めるレースをしてしまう。
マラソンベストタイムは3時間19分。
しかし、練習のしすぎとケア不足で
「腸脛靭帯炎（ランナーズニー）」を発症し、2年もの間苦しむことに
なりました。
整形外科では「骨や腱には異常なし。休めば治る」といくつもの
病院で言われましたが、改善せず…。
そんな中、ある鍼灸院の先生が唯一、真剣に向き合い、
親身に治療してくださり、たった3ヶ月で完治。
この経験を通じて、
「こんな風に、人に寄り添い、体と心を元気にできる鍼灸師になりたい」
そう強く思うようになりました。
※写真は２０１８年東京マラソン
オレンジ色が私です。隣の同じポーズの人は知らない人です笑
鍼灸の道へ
もともと“何でも直すこと”が大好きです。
人の心、自転車、家の道具…。壊れたものを手を使って
元に戻すことに喜びを感じてきました。
そしていつしか、健康や体の仕組みにも強い関心（プチ健康オタク）を
持つようになり、一念発起して鍼灸学校へ入学。
3年間、医学と東洋医学の基礎からしっかり学びました。
目指していること
「人生100年時代」といわれる今、
“痛みを軽くし、心地よく毎日を過ごせる体づくり”の
お手伝いをしたいと考えています。
薬に頼らず、体の本来持っている力を引き出す鍼灸の力を、
必要とされる方に届けていけたら嬉しいです。
どうぞ、どんな小さな不調やお悩みもお気軽にご相談ください。
皆さまの毎日が、少しでも快適に、笑顔で過ごせますように。